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アナログレコードの魅力

 かつてレコードプレイヤーでいつも聞いていたレコードたち

さあ、何年振りだろうか

緊張気味に針を落とす・・・

ジー・・・独特のノイズ音に音が鳴るのを期待する

そんな時間がまた訪れようとは思ってもいなかった

近年アナログでの新譜が多く発売されている

CDが発売されたときには画期的だったノイズもなく曲の頭出しも楽

でも、それが今の時代便利過ぎる世の中で懐古の念が人々の心を惹きつけている

昭和100年の今年

ちょっと不自由だったけど人が人らしく生きていた時代

そんな時代に寄り添うように音楽が隣にあった

好きな音楽を聴くにはレコードを買う以外方法がなかった時代

人々はこぞって好きなレコードを買っていた

だからそこに

想いも思い出も宿った

今の時代音楽は聴き捨ての時代

手軽に聞けるから手軽に聞かなくなる

演歌歌手などはCDを売りさばいた時代と比べて大変だと想う

CDだから売れなくなったのかも知れない

サブスクでいくらでも聞けるから

媒体時代必要なくなった

これも時代なのかなと思う

そんな折のアナログレコードの復活

落ち着いてゆっくり音楽を楽しむにはレコードが最適

なぜか?

それは面倒だからなのである

手軽に聞ける音楽は手軽に止める

頭出しが必要であれば何度も同じ曲を聴く

でも、レコードの場合、準備に少々時間がかかる

手軽ではない・・・

そして一旦針を落とすと頭出しなどしない

アルバム時代をゆっくり楽しむことができる

なんでもタイパの時代生き急ぐ現代において自分のために少しの時間を使うことは決して贅沢なことではなく、心の休息をとり、新たに再生する時間なのではないかと考える

ネットやテレビもいいが心が休まることはない

心の断捨離

レコードはそんな時間をくれるような気がする

最近再び、中古のレコードショップに行くようになった

今まで気にならなかったレコードも手に取り聞いてみたくなってきた

新譜として発売された「ピンク・レディーベストヒットアルバム」も購入して聞いてみたが

レコード本来の音に加えて音の広がり音の深さが加わったようである

新しいカッティング技術を用いて昭和の音を刻み込んでいく

そんな心を感じた

これまでCDで発売されたものもあらたにアナログレコードで再発売という記事もよく見かけるようになった

自分だけの癒しの時間

レコードを通して感じてみるのもいいものだ

そんなことを想う

今日この頃なのである

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