先日、リクエストをいただいていた曲に「すみれ色の涙」という曲があった
僕らの世代では岩崎宏美さんのオリジナルかと思っていたらカバー曲だったのだ
ジャッキー吉川とブルーコメッツが歌っていたらしい
リクエストにお応えする時はブルコメ版で歌った
さて、恋心というものは歌の中にたくさん登場し、それらが含む曲はたくさんある
それほどまでに恋心というものは人々の共感を呼ぶものなのだろう
この曲に登場する恋心は純粋で儚い
淋しかったから・・あなたを愛して
淋しかったから・・・あなたを憎んだ
矛盾した感情が交差する
恋というものには一般の常識など通用しない
愛しているのになぜ・・
そんな感情が湧いてくる
かわいさ余って憎さ百倍
という言葉もあるが、好きと嫌いは常に隣り合わせでつながっている
世の中で恋絡みの犯罪が起こるとき、どこかにこの感情が糸を引いている気がする
人の奥深さ
人の心の幅
そんなものは
恋をすることで磨かれていくというのはそういうことなのだろう
恋をすると
心が豊かになり
でも、失いたくないという執着が芽生える
そこが、恋をする
という奥深さなのかも知れない
他の人には理解出来ない心情
色んな言葉で恋を歌った曲は多いが
この曲を歌ったとき、シンプルな言葉だけにストレートに感情の中に入ってくる
一番気になった言葉は
淋しかったから
である
人は淋しい生き物である
元々そうなのだ
だから、誰かと繋がりを求める
そんな事を単純に表したから
人の心に響いていくのではないかなと思う
売れる売れた曲にはどこか人の共感を呼ぶものが込められているのだなと改めて感じた曲だった
いくつになっても
恋をすることは心を豊かにして人への理解を深めることになる
人を愛することは
やはり人として最大の幸せなのだと
この曲を通して感じた今日なのである
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